転倒事故の裁判での判例

2016年10月、買い物客の50歳代男性がスーパーの店舗内のぬれた床で転倒して、左肘を骨折した〔図1〕。男性は店を経営する小田原百貨店(神奈川県小田原市)に損害賠償を請求する訴訟を起こした。東京地方裁判所は21年7月に下した判決で男性の主張を一部認め、店に2185万円の支払いを命じた。
裁判官が認めた客の過失は20%だったが、店は控訴せず判決は確定した。「滑り止めのシートを部分的に張って、再発防止に努めている」と小田原百貨店は話す。
転倒事故の裁判での判例
2016年10月、買い物客の50歳代男性がスーパーの店舗内のぬれた床で転倒して、左肘を骨折した〔図1〕。男性は店を経営する小田原百貨店(神奈川県小田原市)に損害賠償を請求する訴訟を起こした。東京地方裁判所は21年7月に下した判決で男性の主張を一部認め、店に2185万円の支払いを命じた。
裁判官が認めた客の過失は20%だったが、店は控訴せず判決は確定した。「滑り止めのシートを部分的に張って、再発防止に努めている」と小田原百貨店は話す。
滑って転倒したら場所や条件によっては、
施設管理者の責任が問われます。
銭湯、スーパー銭湯、プール、学校、保育園、幼稚園、スーパー、百貨店、ホテル、旅館、宿泊施設、コンビニ、ドラッグストア、駅、マンション、商業施設、病院、介護施設や、その他の場所で床・スロープ・階段などが滑る、滑りやすいとわかっていて、そのまま放置していませんか?
そのような場所で、滑って転倒事故が発生してしまうと施設管理者責任を問われます。
皆様ご存知ですか?
1年間で転倒によって死亡される方の数をご存知ですか?
なんと平均3400人もの方が亡くなられています。
内訳は、
家庭・居住施設(約1200人)
公共・商業施設(約600人)
その他・不明(1600人)です。
怪我をされている方などは想像も付かない位いると思います。
また、高齢者が寝たきりになる原因の3位は転倒事故です。
予想以上に転倒事故は社会問題になっています。
滑り止めの必要性
最近では施設管理者や所有者に・・・
※分譲マンション等は自治会・管理組合
※個人所有建物・賃貸ビル・マンションはオーナー・管理会社
※公共建物・道路は各自治体に対し施設管理上に責任があったとして、苦情や医療費・損害賠償を請
求するケースも多くなってきました。また、訴訟も増加しています。
現在のスリップ転倒に関する法規関係
①民法717条 「土地工作物責任」
②PL法 「製造物責任賠償法」(歩行面の管理責任)
③バリアフリー関連法 (ハートビル法・福祉のまちづくり条例等)
◎PL法では被害者が
1.損害の発生
2.欠陥の存在(当該製品が危険であったこと)
3.欠陥と損害の因果関係
この3点を立証すれば製造者・管理者は過失の有無にかかわらず損害賠償責任を負わなければ成らないとされています。
【転倒事故の判例】
【事例1 駅ビルで転倒、骨折2,200万円賠償命令】
50代の女性が、水溜りがあったプールの廊下で転倒、左手首を骨折する。施設側は事故当時、施設各所に足拭きマットを置き、係員が1時間おきに清掃を行い、踊り場には体を拭くように促す注意書きを掲示していました。にも関わらず、裁判所は床面に有効な滑り止め措置が執られていないという理由で施設側に瑕疵があるとして、損害賠償支払いを命じた。
管理者の皆様へ
最近、滑りやすい場所でよく目にする「滑りやすいので注意してください。」等の貼り紙・看板ですが、その掲示は逆効果で、もしも重大な転倒事故があり、裁判などで訴えられたときには「滑ると分かっていて放置していた」という事になり、瑕疵があるとして、損害賠償を負わなくてはならない事になります。そうなる前に、滑りやすいと分かっている箇所があれば、有効な滑り止め対策をしてください。また、その事がお客様への安心安全を提供するというサービスにもつながると思います。しかし、注意喚起の観点では、『滑りやすいので注意してください』等の貼り紙・看板は必要です。
皆様へ
滑って転倒した、滑って怖い思いをしたという方へ、滑りは施設管理者の管理不足と言えます。子供、お年寄、障害者の方々の安全を守るという意味においても施設管理者に改善を求めてください。
基本的な事を理解していないとスケートリンクのように
滑ります。
十和田石は吸水率が高く滑りにくい石である為、昔からお風呂場など水周りの場所に使われてきました。
現在でも温泉施設などでお風呂場の床材に敷設されている所も有りますが、お風呂に入らせて頂くと床が滑り転倒しそうになる所も有ります。
原因は脂(体脂肪)が蓄積しキャパオーバーした脂が表面に溢れ出してきている為に、本当は滑りにくいはずの十和田石ですが床がスケートリンクのように滑りやすくなっています。床を掃除されているようですが滑りの原因となる脂の性質を理解しておらず使用している洗剤の選定を間違っている場合が多いようです。施設の方に聞いてみると日常清掃に使用している洗剤は中性洗剤が多いです。脂(体脂肪)を中和分解しないと除去出来ません。中性洗剤は㏗6~8ぐらいであので体脂肪を中和分解する事は不可能であり、形だけ掃除をしているという事になっています。
脂(体脂肪)は動物性脂なので、㏗○○以上でないと中和分解出来ません。まず、適正な洗剤を適正な濃度でしようしてポリッシャーやデッキブラシを使用ししっかり洗浄する事により、床に溢れ出ている体脂肪を除去する事ができます。しかし、根本的な解決にはなりません。石のお内部に蓄積している脂を除去出来るだけ除去した後に、しっかりと維持管理をする事により安全安心で衛生的な床になります。
弊社は、床材の内部の脂を除去し滑りを止めた後の維持管理の知識もノウハウも有るので、お客様と協力して安全を維持出来ます。
取れないと思っていませんか?
メタケイ酸の多い温泉等では、上記の写真のように白くなってしまい日常清掃や業者の方でも汚れを落とすことが出来ないのが現実です。
何処の施設様も汚れを落とせず困っているのが現状です。汚れの原因を理解していないと綺麗には出来ません。
汚れを落として、綺麗になります。
弊社が施工させて頂いた施設様です。
白い汚れを落として綺麗になっています。溶剤を使用して汚れを落として、その後コーティングを施工してこのようになります。コーティングを施工する事によって、汚れは付着蓄積しますが日常清掃をしっかりして頂くことで汚れが落ちやすくなります。
雨の日は、外でも店舗内などでも滑りやすい所があります。
令和2年6月12日
梅雨に入り、雨天の続く季節になりました。雨で路面等が濡れると滑りやすくなる場所があります。東京都が
「降雨時の身の回りの危険」について、平成25年に行ったアンケート調査においても、様々な転倒事例がみられ
ました。転倒事故を起こさないように注意しましょう。
東京都生活文化スポーツ局消費生活部東京都消費生活総合センター東京都計量検定所
景観を変えずに滑りを止めて安全安心に
ME工法施工後、日常メンテナンスを確実にすると、通常3〜5年以上の間効果が持続します。隙間の大きさや深さ(約1〜15㎛)は床材などの条件により変化させますが、床材の持ち味を最大限生かす技術でありながら、”美観を損ないません”。塗料の剥がれや摩耗もないので、環境にも優しい工法です。
ME工法のメリット
・景観・光沢を95%以上維持
・施工が3時間〜1日で終了し、施工終了直後から歩行が可能
(現場の状況、施工条件による)
・日常の清掃がしやすく、汚れが付きにくい
・長期間の効果維持が可能
※メンテナンス状態や頻度、材質・形状など、条件により異なります。
床材内部の毛細管に詰まる汚れによる効果の減少”
日々の汚れが蓄積により床材内部の毛細管が埋まると、滑り止めの効果は著しく減少します。当社では、デモ施工前に床材に付着している汚れとその性質を調査し、施工後は適した洗浄方法や使用洗剤の性質・濃度など、滑り止め効果を長期間キープできる方法を提案させていただきます。
※洗浄しても直らない場合、[SLIP OUT滑り止め洗剤]を使用することで、施工直後の滑り止め効果を復元することが可能です。
“摩擦による凹部の減少はない”
凸部の場合は、頂点に大きな摩擦の負担がかかりますが、凹部の場合は複数の面で受けるため、摩擦の負担が軽く、すり減る心配がほとんどありません。
当社の実績では、約5年前に施工した駅のコンコースや歩道など歩行者の多い場所でも、ME工法により形成した凹部はなくならず、効果が確認できます。
店舗・商業施設・スーパーなど
店内に潜む転倒の危険性
そもそもスーパーでの転倒事故はよくあることなのでしょうか。
調べてみると、店舗や商業施設での転倒事故はたくさん報告されています。
消費者庁が平成28年12月にまとめたデータによると、商業施設やスーパーなどで起きた転倒事故は約7年間で602件。
このうち半数以上の350件は、水濡れや落下物で足を滑らせたことが原因でした。
店舗での転倒事故(平成21年9月~平成28年10月末 消費者庁まとめ)
最も多い原因は、「床の水濡れ」で123件(35%)。
鮮魚コーナー、冷凍ケース、製氷機、ウォーターサービスの周辺で、こぼれた水や氷で足を滑らせた事例が多くあるということです。
その次が「雨」で、濡れた出入り口のマットから床に移る際などの事故が101件(29%)。
そして、3番目に多いのが「落下物」で67件(19%)。
野菜くずや果物のほか、なかには値札などを踏んで足を滑らせたケースも。
買い物中に危険な場所(消費者庁の資料)
「鮮魚コーナー近くに流れていた水で足を滑らせ救急車で搬送」
「雨の日にコンビニエンスストア入り口の敷物が滑って転倒し骨折した」など、大けがをするケースも報告されているということです。
野菜や鮮魚売り場だけでなく、駐車場やトイレなど至るところに転倒のリスクがあるのです。
シロクマのアクリル水槽、綺麗に再生
ホッキョクグマの水槽のアクリル板が白く曇ってしまい、中が見えづらい状態になっています。
施工前の状況です。
特に、水面から下の水が入っている部分が酷い状況です。
内側から見るとかなり酷い状況です。
傷がいっぱいです。
近くでよく見ると、白く曇っている原因は過去に研磨した傷が残っている為です。
ありえない施工ですね。(水が入るとある程度の透明感が出るので、傷が消せなくてもいいと
言う判断なのか・・・)
理解に苦しみますね(笑)
傷を消せないなら、最初から施工しない方がましなのでは・・・
他で水槽を磨いている業者さんにお話を聞いたことが有りますが、水槽は水が入ると傷が有っ
ても中が見えるので、そんなにきれいに研磨しなくてもいいと言われ、そもそも、アクリルな
んか磨くものじゃない綺麗になんかならないのが当たり前と言っていました。
出来ないなら最初から施工しなければいいのにと思いました。(笑)
研磨作業状況。
残っている傷が酷いのでかなり手間がかかります。
13工程やったけど、1工程ずつが通常の倍時間かかっています。
丁寧に研磨して傷を綺麗に消してしまうと、透明感が戻ります。
素材の経年劣化に関しては、研磨しても戻りません。
施設の方もビックリ!
まさか、こんなに綺麗になるとはと喜んで頂けました。
シリコーン樹脂コーティングが施されているセラミックタイル
現在、店舗などで主流となっている床材のセラミックタイル。
濡れると滑りやすく、転倒事故も発生しています・・・
知らない方がおおいようですが、静電気の問題も・・・
セーフティグループ以外ではこのセラミックタイルの滑り止めは、絶対に不可能です。
セラミックタイルにどんな溶剤を塗布しても、弾かれてしまいます。
景観を変えずに光沢をのこしたまま滑りを止めて、静電気の問題も解決いたします。
現在店舗などで主流になっているセラミックタイルは、本磨きのセラミックタイルと
違うのでどんな溶剤を使用しても表面のコーティングを通過しません。(理由は・・・)
現在主流のセラミックタイルの滑り止め施工状況
マットタイルの滑り止め状況
塗って完了!後は蒸散するのでOK
セラミックタイルを敷設している店舗様等からの問い合わせが増加しています。
あわせて施工も増えています。
滑るリスクが高いのは、傾斜のない歩道?
(裏側の銀色部分の剥がれ)
鏡は半永久的耐久素材であるガラス基板の上に、金属の銀と銅を薄い膜でコーティングし、さらにその上を耐食、耐久性のある塗料で保護しています。
しかしそれでも高温、高湿等の過酷な環境下や長期間の使用で鏡特有の腐食性欠陥(鏡業界ではシケと呼んでいます)が発生する場合があります。
シケの種類
シケはその出現形態より、大きく中シケ(なかしけ)と縁シケ(ふちしけ)に分けて呼ばれています
中シケ……鏡の塗装面から腐食性物質が侵入し、銀・銅膜を侵す腐食形態。鏡の端以外の部分に主に円形状として多く見られます。
縁シケ……鏡の切断面から腐食性物質が侵入し、銀・銅膜を侵す腐食形態。
鏡の端に半円状または帯状で多く見られます。
主なシケ発生原因
(1) 縁塗りが適正でないか、もしくは縁塗りがされていない場合
(2) 裏止め塗膜または縁塗り塗膜に傷がつき、メッキ部分が露出した場合
(3) 鏡の裏面や端部に常に水がたまり、抜けにくい構造で取り付けた場合
(4) 強力な洗浄剤で鏡を洗浄した場合
(5) 温泉地等の腐食ガスが蔓延している場所に一般鏡を設置した場合、上記で述べたように、シケは銀や銅を腐食する物質の介在や、高温多湿環境下への暴露によっておこりやすくなりますが、通常、あまりに過酷な条件下でなければ早々に鏡が腐食するようなことはありません。
しかし実際は僅かではありますが、取り付け後短期間でシケが発生する場合があります。
この場合は以下のような不適切な加工や取り扱いによって発生が増長された場合がほとんどです。
もう汚いとは言わせない 温泉・銭湯=汚い時代は終わり
毎日清掃しているのに鏡・ガラスに水垢が付いて困っている。
床も清掃しているのに、滑りやすくなっている。等々何とかしたいが大変だと思われていませんか?
弊社の定期メンテナンスで、少しづづ綺麗にしませんか?
■鏡・ガラスのウロコ除去
■サビ落とし
■石材の焼け色戻し
■エフロ除去
■床の滑り止め及び汚れ除去
■体脂肪除去
など気になる事はございませんか?
私たちに一度、ご相談ください。
その汚れ落ちますよ!
お掃除の革命・・・ いいえ、お風呂屋さんの革命です!
適正な滑り止め施工を・・・
防滑において最も重要な事は、敷設されたタイルの仕様目的に対し、違和感のない安全と安心を提供する事と、継続的なサポートの実施が基本であると考えます。
磁器タイルに滑り止め(防滑施工)を目的として構成する隙間は3~10㎛位が適正な隙間だと考えています。
10㎛以上の隙間を作ってしまうとタイル面全体が白っぽくなり、汚れを滞留させる大きな要因となります。(隙間を拡げすぎるとタイル表面に汚れが付きやすくなります。)
シリカ成分の溶かし過ぎが原因ですね。
ウチのは他所より良く効きますとかよく耳にしますが・・・
要は、適正に安全が確保されれば良いのであって・・もっと効く、他所より効くは=タイルが汚れるを意味するだけです。
クリンカータイルの隙間形成は8~10㎛が適正であろうと思います。
自分はテラコッタタイルの面白い所は、汚れを楽しむ所にあると思うのですが・・・
茶系のテラコッタタイルがキャンパスとなり、汚れが醸し出す模様にヨーロッパの風情を感じて
しまうのですが・・・もちろん安全をキープしてという事が前提ですが。
その為、防滑に使用するのは適正に3~5㎛の隙間を構成する溶剤が必要となります。
その他の磁器タイルについては施釉の状態、其々の吸水性等を勘案し溶剤を選択します。
水回り(浴場・プールサイド等)に敷設されている磁器タイルの防滑においては10㎛の隙間は必然です。
前論を覆すようですが、場合によっては10㎛以上の隙間が必要になる事もあります。理由はタイル内に吸収され凝固した塩素系残留物や体脂肪の残留量との関係です。
厄介なのが温泉浴場の防滑でしょうね。
日本人皆様、大好き温泉浴場ですが・・・湧き出す鉱泉成分の構成によっては防滑溶剤が機能しない場合もあります。
例を幾つか上げると・・・
①遊離成分(非乖離成分)・・・メタケイ酸・メタホウ酸・メタ亜ヒ酸の合計又はどれか1つの成分含有量が温泉分析分量に対し、○○%を超えるとやばくなってきます。
②陰イオン(-イオン)・・・特に厄介なのが○○イオンと○○イオン等が温泉分析量に対し、○○%を超えているケースです。
磁器タイルの防滑と言うのは特殊なタイルや特殊な現場を除けば比較的に簡単なものです。・・・が、溶剤とタイルの相性を無視すればトラブルを招く結果となります。
タイル内部の隙間形成をネジとネジ穴を例えにしてみますね。
5ミリのネジに5ミリのネジ穴は、適正ですよね。
5ミリのネジは2ミリのネジ穴に入りませんよね。無理してねじ込むとネジ穴が壊れてしまうかネジが折れてしまったりします。
逆に2ミリのネジに5ミリのネジ穴って事になるとスカスカで何の役にも立ちませんね。
要は2ミリの隙間で良いのに、それ以上に大きく広げると美観を損ね、必要以上にタイル表面の汚れを招く事になり、本当は5ミリの隙間がほしいのに2ミリしか隙間形成が出来ないと防滑効果が低減したり、床内部に滞留している汚れが思うように掻き出せなかったりと其々に支障が出る事です。
タイル、石が敷設されている場所・種類・目的・周りの環境などとの風合いなどを勘案し、適正な溶剤を選択し使用する事によりはとんど景観を変えずに適正に滑りを止めて安全を確保する事が非常に大切な事だと考えています。
必要以上に滑りを止めようとするとタイル・石が白っぽくなり、汚れも付きやすく景観も変わり掃除も大変になります。
滑り止めも滑りが良く止まるのがいいのではなく、場所や使用条件によって適正に滑りを止める事が大事な事だと思います。
例えば、スロープでガッツリ滑り止めをしてしまうと逆に危険な状態になってしまいます。なので、しっかりと現場調査・ヒアリングをしてから、適正な溶剤を選定し施工する事が大事になります。
表面のコーティングが影響しています。メリット、デメリットが・・・
●セラミックタイルは濡れると滑りやすい。
セラミックタイルは防汚性、耐久性、高級感、反射率の高さなどから、多くのコンビニ、ドラック
ストアなどの店舗で敷設されています。
しかし、普及に伴い転倒事故が年々増加しています。裁判になっている事例も増えています。
●本磨きでも防滑施工できる業者が少ない。
セラミックタイルの綺麗な光沢100%近く残しながら防滑施工できる業者は、ほとんどいません。
業者施工でも、光沢が失われた。効果が無くなったという声が、後を絶ちません。
●滑り止め不可能なシリコーンコーティングのセラミックタイルが
主流になっています。
シリコーンコーティングのセラミックタイルとは、本磨きとは違いコスト削減の為に研磨工程を減ら
し表面にシリコーン樹脂をコーティングして光沢を出し本磨きに似せたセラミックタイルの事です。
もう一つの理由は、汚れが付きにくいように防汚性を高める為です。
このセラミックタイルは施工溶剤が表面の樹脂を通過しない為、滑り止め施工が出来ません。
また、本磨きとの違いの判断が難しく、防滑施工時点で判明する事も有ります。
現在、転倒事故は施設管理者の責任が問われる時代に・・・
弊社セーフティグループは、表面にコーティングされている
セラミックタイルにでも滑り止め施工する事が可能です。
滑りを止めた後、効果を維持する事が大事な事です。
昨日とあるスーパー銭湯様に滑り止めのテスト施工に行かせて頂きました。
まず、床材をチェックさせて頂き担当の方にテスト施工の場所を決めて頂き施工しました。
テスト施工の場所は、排水溝付近でズルズルに滑っている所です。
先ず1次溶剤を塗布し反応後2次溶剤を塗布し中和をして滑り具合を確認するとしっかり止まっています。
施設の担当者様に確認して頂くと納得して頂き、その後.ご説明をさせて頂きました。その時に担当者の方より15年位フィットネスやお風呂業界で働いているが何処の施設でも滑りの問題で困っており滑り止め施工をしてもらっているが、1~2ヶ月で元のように滑り出してしまうとの事でした。今回も知り合いの滑り止め業者に聞いてみたが、やはり1~2ヶ月で滑り出すので定期的にしないといけないと言われたそうです。
その業者様は日常清掃などの説明とかはありましたかと聞くと、無いとの事で1~2ヶ月で定期的に滑り止め施工をする事をお薦めしますと言われたそうです。
弊社の防滑施工は、タイル内部の隙間を拡げる事により中に蓄積している体脂肪やその他汚れの元を出せるだけ出して、水と空気が流通するようにしタイルをスタッドレス化して滑りを止めているので、日常清掃を○○洗剤で㏗○○以上を使用して体脂肪を中和分解して、しっかりと洗い流す事を繰り返す事により滑らない余暇を維持していく事が可能ですと説明させて頂き、施工単価の違いは少し安くても1~2ヶ月ごとに施工するのと、施工単価が少し高いが施設様で日常清掃をして滑り止めを維持していく方が長い期間で見ていくと弊社の方がコストパフォーマンスが高いですねとの事でした。
何処の施設様でも言われるのは、今まで滑り止め施工をお願いして専門の業者に施工してもらったが1~2ヶ月で滑り出す。
高い費用をかけてもすぐ滑るのでやる意味がないと言われます。
そこで、弊社の滑り止めを体感して頂き滑り止めのメカニズムを説明させて頂き、適正な日常清掃の方法をお伝えさせて頂くと納得して頂けます。1次的に滑りを止める事は誰でも出来る事で、しっかりと滑りを止めて効果を長く維持出来るというのが大切であり、お客様ファーストだと思います。
安全安心、転倒防止対策!
とある高級老人ホーム。
開業してから十数年がたっているそうで床が滑って危険なのでその対策として、入口にもマットが敷かれていました。
大浴場も豪華なつくりのお風呂です。
しかし、床は体脂肪と汚れの蓄積で床の石材が黒ずんでいました。床にお湯を撒くと当然滑ります。
今回は、2種類の溶剤を使用した後に何回洗浄すれば体脂肪が中和分解されスッキリするのか・・・
さて、防滑施工の開始です。
1次溶剤塗布状況 2次溶剤塗布状況
1次溶剤を塗布すると、床材の石の中の脂が出てきてにぶい光り方。
1次溶剤を反応させた後、2次溶剤塗布。するとさらに脂が出てきて凄い脂の臭いが・・・
中和剤を撒いて溶剤を中和します。その中和剤の効果を利用してさらに床材内部から脂が出てきます。
洗剤で1回目の洗浄状況です。
脂が中和分解され洗剤の泡が乳化した脂と混ざって汚れも混ざって黒くドロドロした感じです。
臭いも半端ない匂いです。
1回目の洗浄後お湯でしっかり洗剤・汚れ・脂を流した後に滑りと脂の残留状況を確認すると、まだ少し脂が残っておりスッキリしない感じなので、2回目の洗浄をします。
2回目の洗浄では、1回目と違い脂は中和分解されれているがそこまで酷くないので泡も白く臭いもなくなりました。通常は1回目より2回目は洗剤の濃度を薄くしたりするのですが、今回は1回目と同じ濃度で2回目も洗浄した結果、床がスッキリしました。歩いてもべたつき感もなくスッキリで汚れも落ちたので本来の石の色合いが出て綺麗になりました。
まだましな方です。別の所で最高4回洗浄した経験があります(笑)
安心安全で綺麗で清潔な床になりました。
後は、施設様の維持管理によりこの安心安全で綺麗な状態をいつまで維持できるかです。
維持する為のメンテナンスマニュアルをお渡しし、さらにわかりやすく説明させて頂いて効果を長く維持出来る様に、ご協力させて頂きます。
施設様で出来ない場合でも、別の方法をご提案させて頂きます。
1日目女性用の大浴場の防滑施工です。
2日目は男性用大浴場の防滑施工になります。
シリコーンコーティングをしたセラミックタイルは特に静電気が滞留しています。
セラミックタイル等の静電気の問題をご存じですか?
本磨きのセラミックタイルでも静電気が発生していますが、現在主流になっているコーティングをして本磨きに似せているセラミックタイルではタイル表面のコーティングの樹脂と靴底との摩擦により、かなりの静電気が発生し床に滞留しています。
対策として、樹脂・タイルの隙間を拡げる事により静電気の逃げ道ができる事により静電気の滞留が軽減されます。
滑り止め加工されたセラミックタイルでも静電気の問題は発生しています。
滑りの問題と共に、静電気の問題の対策も必要不可欠だと思います。
滑りの予防は緊急の課題
滑る事も事故です。転倒事故です。
滑ってヒヤッとすることは、大けが寸前・死亡する寸前と思わなければならないと思います。
転倒に対する意識が低い理由のひとつは、自分の所有するものではない。
浴場やプールサイド、エントランスや玄関、ポーチ、厨房や階段などなど。
自分のものでは無いということから、他人任せになるのです。
これが事故になった途端、自分のものであっても他人のものであっても、責任と原因を追求しますよね?
発生してから動くという日本人の悪いところかもしれません。このようなことも日本は海外の国と比較して、遅れている要因のひとつでしょう。
最近よく耳にする『平和ボケ』なのかもしれませんね。
など、他人事なのが現状です。
防災・防犯・防衛・・・いろいろある中に『防滑』が本来入っていなければならず、防滑?なにそれ?お金がかかるんでしょ?転倒事故が起きてないから・・・
この状態が少しづつ変わり変わり始めていますが、まだまだですね。
これは防滑だけではありませんよ。個人の意識が大きく変わることで、一気に変化することが有るという事を知る必要がある最重要課題ですよね。
上記のそれぞれは、事前に・未然に防ぐためにあるのです。
そして、それぞれは自分で守る防ぐことが重要なのです。
防滑業界はビジネスが先行しているようにわたしは感じています。大事なことで、広めるためには良いことだとも思っています。
それが、良いものなら・・・。大半が本来の意味、使命を忘れ、ビジネスのみです。
効果がなくても、維持されなくてもOK的な・・・。それは、お客様に伝わりつつあります。
お客様の一部でも、したから大丈夫。維持?それはまた別の話。。。
命に関わるお仕事は特に、使命感とお客様に対して知識を伝授する必要があると思います。自分たちだけが、防滑に関する知識を持つのではなくお客様やその先にも知って頂き、またその知識が伝わり事故を防ぐきっかけとなるように、きちんとした安全に対する意識と知識を常に勉強しなければならないでしょう。
どのような防滑技術でも、そこまでの差はありません。
しかし、大きな差は先ほどから記している『知識』なのです。
これから選定されるお客様は、この知識の部分で比較して頂きたいと思います。
コストだけでの比較は、適正で適切な判断にならないことを覚えておいてください。
防滑という言葉とその対策が皆様の未来を明るくし、安全安心のきっかけとなりますように・・・
黄ばみ・白化などのように違います。
『ポリカーボネート』
一般的には再生不可能なポリカボネートでも、汚れ除去、黄ばみ除去、傷消したり等ほとんどの場合は再生可能ですが、素材の種類によっては傷が付くと消すことが困難な場合があります。
ゴルフカートや観覧車など屋外で使用されているポリカボネートについては、山側または海側で使用されているものでは劣化、素材の痛み方が違います。
*山側(海側以外)で使用されているポリカーボネート
・風雨や紫外線の影響を受けて、経年劣化により表面が黄ばんできます。
*海側(潮風の当たる所)で使用されているポリカーボネート
・風雨や紫外線、潮風の影響を受けて経年劣化が進みます。特に潮風の影響が大きく、雨などで濡れた表面に海からの潮風が当たり、乾くことを繰り返すことの繰り返しにより、ポリカボネートの表面に悪影響を及ぼします。
ポリカーボネート表面が反応を起こし、樹脂の結合していた高分子の鎖が切れる事により白っぽくなり、時間の経過とともにポリカボネートの内部にまで進んでいきます。
そうなると、再生は不可能になります。
しかし、早い段階で研磨再生を繰り返すことで劣化速度が遅くなります。
受付時間:9:00~17:00
定休日:土日祝
タイル・石材の滑り止め
アクリル・ポリカリニューアル
ガラス・鏡の水垢除去
会社紹介