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焼き物のはなし 

メカニズムに関係をもってくるので、焼き物の事を簡単に少しだけ書きます。

 唐津焼は陶器で、有田焼は磁器となります。有田焼の原料は流紋岩が温泉等の熱変性で白くなったもので陶石と言い、硅石と長石(硝子成分)が多く含まれています。従って、陶石を粉にし、そのまま粘土として使います。

 900℃レベルで素焼きした後、透明釉を施し本焼きをします。焼き上げる温度は1300℃が目安になります。焼きあがった碗に透明感があるのは、硝子成分が溶解した影響によるものです。

 唐津焼は山土を使いますが、硝子成分が少ないのでそのまま粘土とし焼けば隙間だらけの焼き物になってしまいます。そこで粘土にする際、硝子成分とを補填します。これを陶土と言います。磁器と同じ900℃レベルで素焼きをし、釉薬を施します。

 この時使う釉薬には硝子成分の溶解を促進させる石灰を混入します。1200℃で本焼きしますが、石灰の影響を受け、本来1600℃レベルでないと溶解しない硅石も溶け、焼き上がりはツルツルとなるのです。磁器と違い陶器は、釉薬が焼き物の水漏れ防止の役割を果たしているのです。

数億年の自然の営みの中、石が風化し砂となり土となり・・・そしてタイルと言う焼き物なった。・・・少々乱暴ではありますが間違いではありません。

 以前ブログで石やタイルの其々の共通した主成分が硝子成分(シリカ)とアルミナであると述べましたが、今回のテーマで少しはご理解頂けると思います。補足するとアルミナについては主に長石に含有されていると思います。

さて、本題に入っていきますが。

焼き物(タイル)の成分構成 

 陶器と磁器の違いについて簡単に記しましたが、焼き物(タイル)の基礎を知らないと、薬品系滑り止めは決してうまくいきません。

 自然石は成分的に幾つかに分類されますが、化石岩系(主に大理石)や堆積岩のなかでも凝灰石に位置づけされる岩石と花崗岩に大別して分類すると理解し易いと思います。タイルとほぼ同じような成分構成となるのが花崗岩となります。

 成分構成は似ていますが、成分粒子構成は大きく変化します。実はこの部分を熟知することが、滑り止め施工において最も重要なポイントとななります。

 ついでにセラミックタイルにも少し触れてみます。基本材料となるのは岩石です。有田焼きは材料となる岩石をそのまま粘土にしますが、セラミックタイルの場合、事前焼結と言って岩石そのものを粘土にする前に高温で焼きます。

 岩石に含まれている不純物を燃焼させ、硝子成分の純度を上げるためだと私は考えています。事前焼結の際の温度は、岩石によって多少違いがあり、メーカー毎のノウハウがあるみたいです。事前焼結した岩石を粉砕し、粘土(ボンドと呼びます)にし、1300℃直前の温度(例えば1280℃)に設定し焼き上げます。

 タイルと石材の共通点が何であるか少しはご理解いただいたと思います。成分構成で僅かに違うのは、硝子成分の含有量だと考えてください。

成分構成は似ていても、成分粒子が違う

しかし、成分粒子構成となると、タイルと石材は大きな違いがあります。結晶構成の石材とそれらを粉砕し、または風化し土となったものに硝子成分を補填し、焼き上げたタイルとは成分粒子の大きさが違うのです。

そして、その成分粒子の違いが、薬品反応に大きな影響を及ぼすことになります。

 成分粒子の大きさが違うと言うことは、当然ながら粒子結合で形成された隙間の数にも変化が生じてきます。隙間の数?ナンじゃソレって事になりますが、これが滑り止めME工法のメカニズムを語るに重要なポイントとなります。

 隙間の数をどう操るか?・・・数とパワー(吸盤)との関連性を導き出すために苦労した・・・

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