店舗・商業施設で買い物中の転倒事故に注意しましょう!
消費者庁には、消費者の店舗・商業施設(注1)での事故情報(注2)が845件寄せられていま
す。このうち7割以上の602件が、買い物中に滑る、つまずく等によって起きた転倒事故です。
況に注意を払って、転倒事故に遭わないようにしましょう。特にこれからの時期は、クリスマスや年
末年始に備えて買い物をする頻度が高くなりますので、要注意です。
転倒事故の3割以上の方が骨折など治療期間1か月以上のけがを負っています。高齢になるにつれ
て、足元や周囲に想定外の変化があった時、その対応が遅れがちになります。専門家から転倒予防に
ついてのコメントをいただきましたので、参考にしましょう。
・消費者へのアドバイス
店舗での転倒事故は、店舗のフロアーや駐車場等の状態(水濡れ、凹凸等)だけが原因ではなく、
消費者自身が注意を十分に払っていないことも関係しています。買い物中は商品に気を取られがちで
すが、自らも足元や周囲に注意を払い、事故に遭わないよう買い物をしましょう。もし、危険だと感
じた時は、お店の方に申し出て、安全策をとってもらいましょう。
(注1) 店舗・商業施設には、買い物を主としたスーパー、コンビニエンスストアー、ショッピン
グモール等、百貨店、量販店、ホームセンター、ドラッグストアー、ディスカウントショップ、個人
商店を含み、飲食店、店内のフードコート及びゲームコーナー、スポーツ施設、ホテル・旅館等、主
に買い物以外を目的とする店舗は含まない。
(注2) 消費者庁発足以降、事故情報データバンクに寄せられた事故情報。「事故情報データバン
ク」とは、消費者庁が独立行政法人国民生活センターと連携し、関係機関から「事故情報」及び「危
険情報」を広く収集し、事故防止に役立てるためのデータ収集・情報システム(平成22年4月運用
開始)であり、事実関係や因果関係が確認されていない事例を含む。件数は、平成21年9月から平
成28年10月末までの登録分を本件注意喚起のために特別に精査したもの。
詳しくは、消費者庁のホームページを御確認ください。
・店舗・商業施設で買い物中の転倒事故に注意しましょう
転倒事故の判例では、施設管理者様の責任が問われています。
転倒事故防止の為に、対策を・・・